「めやぐだってどういう意味?」
そんな疑問を持った方に向けて、この記事ではめやぐだの意味や使い方、どこの地域で使われるのかをわかりやすく解説します。
① 結論
めやぐだは、主に青森県(津軽地方)で使われる方言で、意味は「ありがとう(感謝の言葉)」です。
相手の親切や気づかいに対して、照れくささも混じった感じで使われることがあります。
② 意味の詳しい解説
標準語との違い
標準語の「ありがとう」は、ストレートに感謝を伝える言葉ですよね。
一方でめやぐだは、言葉の形としては「迷惑だ」に見えるので、県外の人が聞くとびっくりしやすいのが特徴です。
でも津軽弁では、これが感謝の気持ちを込めた言い方として使われます。
「わざわざしてもらって申し訳ない」「気を使わせてしまった」みたいな気持ちを含みつつ、結果としては“ありがとう”を伝えている、というイメージです。
どんな場面で使うか
たとえば、こんなときに出やすいです。
- 差し入れをもらった
- 手伝ってもらった
- 気づかいをしてもらった
- 何かを譲ってもらった
「助かった、ありがたい!」という気持ちを、少し遠慮気味に伝えるときにしっくりきます。
ニュアンス説明
めやぐだは、感謝の言葉ではあるものの、ふわっとした敬語というよりは、近しい間柄の会話で出やすい表現です。
強い怒りや本当の「迷惑」の意味で言っているわけではないのがポイントです。
③ 使い方・例文(標準語訳付き)
例文1
- 方言:こったらもん、めやぐだ。
- 標準語:こんなものまで、ありがとう。
例文2
- 方言:手伝ってけで、めやぐだじゃ。
- 標準語:手伝ってくれて、ありがとうね。
例文3
- 方言:わざわざ来てけで、めやぐだな。
- 標準語:わざわざ来てくれて、ありがとうね。
④ ニュアンス・注意点
- 悪口ではありません(方言としては感謝)。ただし、知らない人が聞くと「迷惑って言われた?」と誤解されやすいです。
- 気持ちとしてはポジティブ(感謝)ですが、言い回しに「申し訳なさ」「遠慮」が混ざることがあります。
- 使う相手は選びやすく、特に県外の人・初対面の人に対しては、誤解を避けるために素直に「ありがとう」と言ったほうが安全です。
⑤ 他県での違い
「ありがとう」の方言自体は全国にいろいろありますが、青森県では「めやぐだ(じゃ)」のように、一見すると否定的に見える言葉が感謝になるケースとして紹介されることがあります。
そのため、他県ではそのまま通じにくく、意味も取り違えられやすい表現です。

