「ごんぼほるってどういう意味?」
そんな疑問を持った方に向けて、この記事ではごんぼほるの意味や使い方、どこの地域で使われるのかをわかりやすく解説します。
① 結論
ごんぼほるは、主に青森県で使われる方言で、意味は「だだをこねる」「意地を張る(ごねる)」です。
子どもがわがままを言ってぐずる場面でも、大人が引かずに不満を言い続けるような場面でも使われます。
② 意味の詳しい解説
標準語との違い
標準語で近いのは「だだをこねる」「ごねる」「意地を張る」「わがままを言う」といった言い方です。
ただ、ごんぼほるには、単なる「わがまま」だけでなく、引っ込みがつかなくなってムキになる感じや、不満をこぼし続ける感じまで含まれることがあります。
たとえば同じ「だだをこねる」でも、
- ちょっと不機嫌、というより
- 強めにゴネて、周りが手を焼く
というニュアンスが出やすいのがポイントです。
どんな場面で使うか
使われやすいのは、こんな場面です。
- 子どもが「買って!」と泣いて動かない
- 思い通りにならなくて、ふてくされる
- 大人が意地を張って譲らない
- お酒の席などで、ぐちぐち不満を言い続ける
「困ったなあ」「また始まった…」みたいな空気のときに、状況説明として使われることが多いです。
ニュアンス説明
言葉の形だけ見ると「ごぼうを掘る?」と勘違いしやすいですが、方言としては“手がかかる/面倒なゴネ方をする”イメージで使われます。
相手を強く責めるというより、あきれ混じりに言うことも多い表現です。
③ 使い方・例文
例文1
- 方言:あのわらし、またごんぼほってら。
- 標準語:あの子、まただだをこねてる。
例文2
- 方言:そんなごんぼほらねで、はやぐ来い。
- 標準語:そんなにゴネないで、早く来なよ。
例文3
- 方言:父さん、酒のんでごんぼほってばっかりだ。
- 標準語:父さん、お酒飲んでだだをこねる(意地を張って文句言う)ばかりだ。
④ ニュアンス・注意点
- 悪口っぽく聞こえることはあります。
直接の暴言ではないものの、「面倒くさい」「手がかかる」という含みが出やすいので、相手に向かって言うときは注意です。 - 全体としてはネガティブ寄りの言葉です。状況をたしなめたり、周りが困っている感じを出すときに使われます。
- 県外では通じにくく、「ごぼう掘り?」と受け取られることもあります。青森県外の人に説明するなら、
**「だだをこねる」「ごねる」「意地を張る」**と言い換えると確実です。
⑤ 他県での違い
ごんぼほるは青森県だけでなく、北海道や東北北部(秋田・岩手など)でも使われる、と紹介されることがあります。
ただし地域が変わると、同じように「だだをこねる」でも
- 子どものぐずり中心で使う
- 大人の意地・不満にも使う
など、想定する場面の幅が少し違うこともあります。迷ったら、相手に伝わる標準語に言い換えるのが安心です。

