「おれさまってどういう意味?」
そんな疑問を持った方に向けて、この記事ではおれさまの意味や使い方、どこの地域で使われるのかをわかりやすく解説します。
① 結論
おれさまは、主に「雷(かみなり)」「雷様」を指す方言です。
主な使用地域は宮城県(仙台周辺の宮城弁/仙台弁)として紹介されることが多い言い方です。
② 意味の詳しい解説
・標準語との違い
標準語ではそのまま「雷」ですが、おれさまは雷をちょっと“敬って”呼ぶようなニュアンスがあり、昔ながらの言い回しとして語られることが多いです。
雷を「〜様」で呼ぶ文化(雷様)とつながる形で、会話の中に出てきます。
・どんな場面で使うか
使われやすいのは、たとえばこんな場面です。
- 空がゴロゴロしてきて「雷が来そう」って話すとき
- 雷が鳴った直後に「今の雷!」と反応するとき
- 子どもに「雷来るよ」みたいに言い聞かせるとき
仙台弁の紹介では「おれさま鳴ったど(雷が鳴ったよ)」のような形が例として出てきます。
・ニュアンス説明
言葉自体はこわい意味ではなく、ただの「雷」ですが、言い方が独特なので、会話だとちょっと柔らかく聞こえたり、逆に「雷様」っぽい迫力を出したりもできます。
「雷でどでんする(びっくりする)」みたいに、原因→反応の流れも作りやすい言葉です。
③ 使い方・例文
例文1
「いぎなり空暗くなったな。おれさま来っぞ」
(急に空が暗くなったね。雷来るよ)

例文2
「おれさま鳴ったど!どでんした〜」
(雷が鳴ったよ!びっくりした〜)

例文3
「雷こわがって泣いでんの、いぎなりもぞこいな…」
(雷が怖くて泣いてるの、すごくかわいそうだな…)

④ ニュアンス・注意点
・悪口かどうか
悪口ではありません。自然現象としての「雷」を指す言葉です。
・ポジティブ/ネガティブ
「雷」なので状況としては怖かったり不安だったり、ネガティブ寄りの場面で出やすいです。
ただ、言葉そのものは感情語ではないので、雑談として使うぶんにはフラットです。
・使う際の注意点
- 県外だと通じにくいことがあるので、必要なら「雷のことね」と添えると安心
- 宮城の中でも「使う/使わない」の差がある、と話題にされることもあります
- 口に出すとインパクトが強いので、初対面には様子見が無難です
⑤ 他県での違い
宮城では「おれさま」以外にも、言い方のバリエーションとして「おれさん」「らいさま」などが挙げられています。
地域が変わるとまったく別の呼び名になることもあるので、県外ではそのままだと伝わらない可能性があります。
⑥ 関連語
・どでんする(驚き反応)
・もぞこい(同情・感情)

